子育て歯科について
小児の歯科治療について
キシリトールについて |

長い人生を健康で豊かに過ごすためには、歯が健全である事が重要な条件の一つになっています。
実は、健全な歯を育てるためのお母さんの役割りは、乳歯が生える以前からすでに始まっています。妊娠から、乳歯はもうできはじめているからです。妊娠から永久歯が生えそろう12〜15歳くらいまでは、特に大切な時期です。このとき、お母さんがどのように歯を守り育てるかが、お子さんの将来の生活に大きな影響を与えます。
私たちは、お子さんの虫歯を治療するだけではなく、お子さんの健やかな成長をお母さんと共に支援していこうと考えております。

私たちは、子育て歯科を支援しています。
子育て歯科とは、お子さんが歯と口の健康のために持っている力を最大限に引き出す育て方をいいます。今までは、ただ虫歯をつくらないという考えで歯科治療が行われていましたが、それだけでは充分ではないため、健全な歯をつくることができませんでした。そこでこれからは、生活習慣など子育てを重視した考え方が必要となります。
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乳を吸う運動は、噛む運動の基礎になります。できるだけ母乳で育て、人工栄養(粉ミルク)に頼りすぎないことが大切です。但し、1歳になるまでには断乳させ、夜中は授乳してそのまま寝かせないようにする必要があります。

離乳食の頃、色々な物を体験させておくと、小学生になった時たとえ食べられなくても、大人になって食べられるようになることもあります。

2歳を過ぎても指しゃぶりがなおらないときは、歯並びや顎の形に影響を与えますから、徐々になおしていきます。

歯のためによい、カルシウムやその他栄養バランスのとれた食事にする。歯ごたえのある食べ物を多くします。

おやつは、3回の食事でとりきれない栄養を補います。甘いお菓子やスナック菓子、ジュースや清涼飲料水ばかりに頼らないようにします。

栄養を全身に送るためのスタートは、食べ物を噛み砕いて飲み込むことから始まります。よく噛むことが、健康な体づくりのスタートです。よく噛むことで、歯は丈夫になり、顎の発達をうながします。

生後6ヶ月頃になると、歯が萌出してきます。歯が生えたら、すぐ歯ブラシに慣れるようにします。また食事のあとは、できるだけ歯を磨くようにしましょう。自分で歯を磨くようになったら、最初はお母さんが仕上げ磨きを手伝います。 |
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